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[冥王星 ページ1]
■冥王星 |
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キング・ハデス 謎の犯罪集団『冥王星』の創始者。『冥王星』は依頼者に対して、完璧な「犯罪計画」を提供する頭脳集団である。その全貌は謎が多く残るが、かつて、団守彦に壊滅寸前まで追い込まれた。 |
サー・カロン 幹部の一人。まだ、その実体は明かされていないが、冥王星の中でも上層部に位置する。 |
ケルベロス 催眠術を得意とする、幹部の一人。依頼者や潜入者の失敗や裏切りがあると、自害させる「後催眠」をかける。雪月花を巡る事件で、一度は特別拘置所に収監されるものの、七海の油断をつき、鮮やかに脱獄を成功させた。 |
タナトス DDSにスパイとして潜入する、冥王星の幹部。外見や言動からは見破れない優れた変装術なのだが、調子者で時に冥王星の掟を逸脱して行動してしまう節がある。 |
ミス・カオリ 依頼者の成功を見届ける為、変装して事件に潜入する一員の一人。しかし、幻奏館での失態から現在はDDCに捕らえられている。 |
由利絵 リュウの母親として振る舞うものの、監視兼付き人が実態。DDSにより興味を持つリュウの動向が気掛かり。 |
■九頭龍匠 |
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九頭龍匠
騙し絵的ないわゆる「トリックアート」の第一人者として活躍した芸術家。絵画や建築、作曲にいたるまで多方面で異才ぶりを発揮している。また、彼の作品には何らかの仕掛けや謎が隠されていることが多く、九頭龍匠本人の素性も含め、まだまだ謎の多い人物である。なお、現段階で判明している作品は以下の通り―。
- ◎旧校舎「棲龍館」 (登場:探偵学園初登校〜旧校舎の秘密〜棲龍館殺人事件)
- 現在はQクラスが使っている旧校舎は、かつて「棲龍館」として九頭龍匠が建築設計したものである。探偵として団守彦が、冥王星としてキング・ハデスが、歩み始めた場所であるという点でも因縁は深い。
また、Qクラス校舎は、その中で「七の館」と呼ばれる「棲龍館」の一つであり、「棲龍館」は他の九頭龍作品と同じように「壱の館」から「九の館」まで、計9棟が存在する。そのうちの4棟は、かつて天草家/天草寂が私有していた。
- ◎テスタ・ディ・ドラゴ (登場:幻奏館殺人事件)
- 九頭龍匠が制作したバイオリンの一つが、このテスタ・ディ・ドラゴ。バイオリニストの大御所である弓削雅臣が所有している。彼が奏でるテスタ・ディ・ドラゴの音色は美しく、人々をどこまでも魅了する。
- ◎紫雲龍 (登場:「紫雲龍」の怪異)
- 50余年前に九頭龍匠が滞在していた、代々陶芸家の楠木家で作り残していった聡明な2匹の龍が浮かび上がる陶器。しかし、この芸術には九頭龍匠の意外なメッセージが秘められていた。
- ◎幽霊画「雪月花」 (登場:雪月花殺人事件)
- 九頭龍匠が霧雨家に残していった3枚の幽霊画「雪幽霊」「月幽霊」「花幽霊」から成る作品。九頭龍匠自身は、この作品に題は付けず「四季折々の美しさを描いた」とだけ残している。「雪月花」という題は、後々に霧雨家が付けたもの。
- ◎組木細工「千鱗龍」 (登場:吊り橋村殺人事件)
- 秩父の夜桜村で、九頭龍匠が残していった組木箱。上面に2匹の龍が彫刻され、桜も用いて彩色された繊細な作品。しかし、決まった手順を踏まないと中を開けることが出来ない難攻不落の組木細工である。ふとしたことから、その解法を思い付いたキュウだったが、その中身は驚くべきものであった。
- ◎鳥毛立女掛軸 (登場:棲龍館殺人事件)
- 雨洞拓摩が所有する棲龍館ホテルに飾られている、女性の見返り姿が描かれた作品。その一部分は「鴆(ちん)」という鳥の羽で着色されている。なお、「鴆」は“伝説の毒鳥”の異名があり、羽1枚で人を殺せるほどの毒性を持っている。
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