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Re[1]: 「薔薇十字館殺人事件」第7話
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□投稿者/ しろのこ 11回-(2013/02/20(Wed) 23:41:55)
| 2013/02/20(Wed) 23:55:50 編集(投稿者) 2013/02/20(Wed) 23:45:12 編集(投稿者)
今回はかなり推理が進みました。 というかもう、犯人を断定してみます。
禅田さんの殺害場所となった小部屋ですが、 前回、部屋の外からはじめちゃんが中の様子を窺おうとしていましたが、 その時、庭の十字架からは下からやや左上方向に影が伸びていました。 午後2時が南中ですから、午前12時の段階で南南東方向から太陽光が伸びるのは自然です。 ところが、禅田さんの殺害部屋に差し込む太陽光は大きく左に影を作っていました。 つまり、外から見た場合、西南西の方向から太陽光が伸びていることになります。不自然です。 これは、B1Fの南だと思われていた場所が東だったなら説明がつきます。 地図には無いですが、1Fの123号室の東に開かず部屋と同じ形状をした「離れ」があって、 B1Fの開かず部屋へ続く階段がそちらに繋がっていたとしたら、 部屋から見て左下に差し込む十字架の影が 南南東からの太陽光ということになり、辻褄が合います。 B1Fは、館中央の螺旋階段によって90度左回転していると考えるとすっきりします。
天樹先生のツイッターで、応接室の密室殺人はメイントリックではないが、 これを解くことでメイントリックのヒントが得られるという話があったので、 応接室の密室殺人も、杭を支点に円形カーペットを90度回転させたという考えが 私の中で有力になってきました。
そして肝心の禅田さん殺害についてですが、 高遠が11:45に指示場所に来た時には、既に殺害は行われていて、 あの現場は完成していたと考えます。 そうなると、禅田さんの破いた着物を見せたり、物音を立てたりして たった今殺人が行われたように偽装した犯人は、1F南の開かず部屋から、 何らかの方法で先回りをしてはじめちゃん達の前に現れたことになります。 白樹先生はまず不可能でしょう。 西のドアから戻ったはじめちゃん達にすぐ遭遇しています。 南の開かず部屋の外部ドアが、犯人だけ鍵を持っていて通行可能なら 冬野さん、月読さん、佐久羅さんは、はじめちゃん達がB1Fに降りるのを 見計らって同じ道を戻り、後から何食わぬ顔で合流出来ますが、 はじめちゃん達だけが現場に行き、白樹先生がロビーに残る可能性も あったので、難しいと思います。 というわけで、犯人は毛利さんだと考えます。 理由は、1F南の階段です。 殺害現場トリックの推理が正しいとしたら、 1F南の階段は一体何処に繋がっているんだ?ということになります。 B1Fが左に90度回転しているとするなら、 遊戯室のさらに横に隠し部屋があり、そこに上からの階段があると考えました。 これで1Fに階段3つ、B1Fに階段3つで数の整合性が取れます。 この考えでいくと、毛利さんなら1F南で偽装をして階段を下り、 B1F遊戯室方面からダイニングに先回りが可能です。 先に来ていた高遠からは、中央階段もダイニング左部分も見えませんし、 「自分は11:50にここへ来て、それからずっと居た」といくらでも言い張れます。
と、こんな感じで推理してみました。 ここまで疑ってしまって、もし外してたら毛利さんに土下座するしかないです(゚ワ゚;) 長くなってしまってすいません(=_=;;)
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ネタバレあり! |